金属や化粧品、植物などにアレルギー反応を起こし、皮膚に炎症を起こします。いわゆるかぶれです。金属ではニッケルやコバルトによることが多く、ピアス、ネックレスなどの装飾品が原因となりますが、金による接触皮膚炎もみられます。夏は汗をかくことが多くなるため直接肌に触れた金属製品が汗に溶けて症状を起こしやすくなります。

お臍の近くのジーンズの留め金があたる部位にできることもあり、薬を塗るだけでは根本的な治療にならず、金属製品が肌に触れないようにする生活指導が必要になります。植物ではウルシ、ハゼノキ、ギンナン、キクの他多数のものが原因となります。野菜や果物も原因となり、ウルシにかぶれる人はマンゴーにも反応するので注意が必要です。